01 研究テーマの選定 


2年生6月頃

世の中にある商品(サービス・施設も含む)の中から自分たちが約1年半かけて研究するテーマ商品を選びます。



02 市場形成史


2年生6月頃

テーマとして選んだ商品の基礎情報を調べます。

商品の中にも多くの種類(対象市場)があるため,商品が生まれた背景から、どのようなニーズを満たす商品が誕生したのか、歴史を調べていきます。



03 有望な市場の発見 


2年生6月頃

歴史的経過の発展で形成された、いくつかの市場の中から、ビジネスチャンスのある市場を導出するためにゼミで習得した企画手法(mPS理論)で、市場を洞察分析します。 



04 売れ筋ランキング


2年生6月頃

有望市場の中で、現在売れている商品がどのような商品であるかを分析します。

設定ターゲットやデザイン・商品特性を知る事で、既存商品の様々な課題が浮き彫りになってきます。



05 有望ターゲットの発見 


2年生7月頃

ビジネスチャンスがあると考えた有望な市場で、どのような顧客をターゲットとして商品を企画すればよいのかを探していきます。そのために多くの本やネット情報を手掛かりに,現在販売されている商品がどのようなターゲットへ向けて企画されているのか設定ターゲットの価値観まで深く調べていきます。 



06 魅力的価値の導出


2年生7月頃

新たなターゲットにとって、魅力的に感じる様々な価値を導出します。既存の商品の価値で、満たされている・満たされていない部分に関して、消費者(ターゲット)の目線で分析します。



07 有望な新商品コンセプトの仮説構築 


2年生8月頃

有望な市場・ターゲット、魅力的な価値の導出までの部分で調べた事を論理的にまとめて、これなら売れる!という新商品コンセプトの仮説を構築していきます。 



08 インタビュー調査


2年生10月頃

有望なターゲットに実際にインタビュー調査を行い、ニーズを聞き出していきます。この調査によって、事前に導き出した「こうすると売れるという条件(仮説)」を検証していく事ができます。

その為に、わかりやすい商品説明を自分たちで作成し、調査回答者に提示しながら調査を行います。



09 アンケート調査 


2年生12月頃

有望なターゲットに、実際にアンケート調査し、ニーズを聞き出していきます。

アンケート調査では、インタビュー調査より、具体的なニーズを知る事ができるように、売り筋商品に対して、商品の選好について、5段階評価してもらい、 商品の選好要因や競合関係を導出していきます。



10 アンケートデータ分析


2年生1月頃

アンケート調査で得られたデータを、パソコンを使って分析していきます。

分析の手法はゼミの授業で学習し、先輩や研究メンバーと一緒に行っていきます。分析した後は、自分たちで設定した有望な市場には、ビジネスチャンスがある事が一目でわかるようになります。



11 アイデア創出


3年生6月頃

有望なターゲットの求めているものが明確になったら、このニーズに合うように独創的なアイデアを創出していきます。

ゼミの授業で学習するアイデア発想法と街に実際に出て様々な商品や広告・販売に触れるタウンウォッチングを行い、効率的にアイデアを発想していきます。 



12 アイデアコンセプトシート


3年生6月頃

発想した複数のアイデアを、コンセプト案として3つの商品として、シートにまとめていきます。PowerPointを用いて実際に販売する、商品のイメージ(製品・販売・広告)を作成します。



13 コンセプトテスト調査


3年生7月頃

これまでの調査で分かったニーズを元に発想したアイデアを組み合わせて、新商品のコンセプトを創ります。組み合わせた商品コンセプトをいくつも対比評価してもらい、どの商品コンセプトを購入したいか、アンケート調査していきます。

調査で得たデータを分析する事で、どのアイデアが望まれているのかを、要因ごとにグラフ化します。 



14 新商品コンセプトの提案


3年生8月頃

全ての調査・分析の集大成となる新商品提案では、コンセプトテスト調査から導出された、最適コンセプトで商品コンセプトを創り上げていきます。このコンセプトに沿って、商品の外見・素材や部品・機能(効能)・ネーミング・広告(ポスター・CM・その他)・販売の戦略までを創っていきます



15 プロモーション戦略の企画


3年生9月頃

最終提案する商品について、どのようにプロモーションしていくかの戦略を考えていきます。TV・ネットCMやポスター 、イベント等、有望なターゲットが興味を示し、商品に魅力を感じる様なプロモーション戦略を企画していきます。



16 販売戦略の企画


3年生9月頃

最終提案する商品について、どのように販売していくかの戦略を考えていきます。

販売場所や形態、ディスプレイや仕組み等、有望なターゲットが興味を示し、商品に魅力を感じる様な販売戦略を企画していきます。